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2026-04-27

【注文住宅】性能で最も重視するのは「耐震性」が約4割。「性能」と「価格」どちらを優先する?

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注文住宅は、自分や家族のライフスタイルに合わせてゼロから設計できるのが最大の魅力です。間取りやデザインにこだわる方は多いですが、実際に住み始めてからの快適さや安全性を大きく左右するのは「住宅性能」だということをご存じでしょうか。

断熱性や耐震性、省エネ性など、住まいの性能を示す指標はさまざまありますが、注文住宅を検討・経験した方は、いったい何をもっとも重視しているのでしょうか。ということで今回は株式会社NEXERと共同で、事前調査で「注文住宅の購入を経験もしくは検討している」と回答した全国の男女139名を対象に「注文住宅の性能・品質に対する意識」についてのアンケートをおこないました。

「注文住宅の性能・品質に対する意識に関するアンケート」
調査概要調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年3月31日 ~ 4月5日
調査対象者:事前調査で「注文住宅の購入を経験もしくは検討している」と回答した全国の男女
有効回答:139
サンプル質問内容:質問1:注文住宅の「性能」として、特に重視することは何ですか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:住宅性能について知っていることをすべて選んでください。(複数回答可)
質問4:「高性能住宅」に対してどのようなイメージを持っていますか?(複数選択可)
質問5:注文住宅を検討する際、「性能」と「価格」ではどちらをより重視しますか?
質問6:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

質問1:注文住宅の「性能」として、特に重視することは何ですか?

まず、注文住宅の「性能」として特に重視することについて聞いてみました。

最も多かった回答は「耐震性」で41.0%でした。

次いで「断熱性」が15.8%、「耐久性」が12.9%、「省エネ性」が10.1%と続きました。

日本は世界有数の地震大国であり、住まいの安全に直結する「耐震性」を最優先に考える方が圧倒的に多い結果となりました。

一方、「断熱性」や「省エネ性」といった日々の暮らしの快適さやランニングコストに関わる性能も一定の支持を集めています。住む人の生活スタイルや地域環境によって、重視するポイントが変わってくることがうかがえます。

質問2では、それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「耐震性」と回答した方

  • 南海地震が起こる地域に住んでいるから(30代・女性)
  • 阪神大震災を経験しているから(40代・女性)
  • 地震で家がつぶれては他の性能なんて意味が無いから(50代・男性)

「断熱性」と回答した方

  • 寒いのが苦手だから(40代・男性)
  • 住む前の家が冬がとても寒かったから(50代・女性)
  • 光熱費に影響するから(50代・男性)

「耐久性」と回答した方

  • ずっと長く住み続けるものなので耐久性が大切(40代・女性)
  • ずっと住む予定なので長持ちしてほしいから(50代・男性)
  • 高い買い物なので長持ちして欲しい(60代・女性)

「省エネ性」と回答した方

  • ランニングコストを抑えたいから(30代・男性)
  • やはりこれからは電気代やガス代が爆上がりするらしいから(40代・女性)
  • 光熱費を削減できるから(40代・男性)

耐震性を重視する方からは、過去の大震災の経験や、大地震が予想される地域に住んでいるといった切実な声が多く寄せられました。断熱性では、以前の住まいでの寒さへの不満や光熱費の負担を理由に挙げる回答が目立ちます。

耐久性では「一生住み続ける家だからこそ長持ちしてほしい」という共通の思いが見られ、省エネ性ではエネルギーコスト上昇への危機感がうかがえます。

どの性能を重視するかは異なっても、「長く安心して暮らしたい」という根本的な願いは共通しているといえるでしょう。

質問3:住宅性能について知っていることをすべて選んでください。(複数回答可)

続いて、住宅性能に関する知識についても聞いてみました。

「耐震等級」の認知度が84.9%と突出して高く、次いで「断熱等級」が50.4%、「UA値」が6.5%、「C値」が3.6%という結果になりました。

「耐震等級」や「断熱等級」といった分かりやすい指標は広く知られている一方、UA値(外皮平均熱貫流率)やC値(相当隙間面積)のような専門的な数値を理解している方はまだ少数派です。

住宅の性能を正しく比較・検討するためには、こうした指標の意味を知っておくことも大切です。

質問4:「高性能住宅」に対してどのようなイメージを持っていますか?(複数選択可)

続いて、「高性能住宅」に対するイメージについても聞いてみました。

最も多かった回答は「価格が高い」で68.3%でした。

次いで「快適に暮らせそう」が56.1%、「長く安心して住めそう」が41.0%、「光熱費が安くなりそう」が40.3%、「地震に強そう」が39.6%と続いています。

高性能住宅には「お金がかかる」という印象を持つ方が約7割にのぼる一方で、「快適に暮らせそう」「長く安心して住めそう」といったポジティブなイメージも多くの方が抱いていることがわかります。

たしかに、高性能住宅は初期費用が高くなる傾向がありますが、光熱費の削減やメンテナンスコストの抑制など、長い目で見ればトータルコストを下げられるケースも少なくありません。

「建てるときの費用」だけでなく、「住み続ける間の費用」も含めて考えることが、後悔のない家づくりにつながります。

質問5:注文住宅を検討する際、「性能」と「価格」ではどちらをより重視しますか?

続いて、注文住宅を検討する際に「性能」と「価格」のどちらをより重視するかについて聞いてみました。

「性能を重視する」が51.8%、「価格を重視する」が48.2%と、ほぼ半々に分かれる結果となりました。

質問6では、それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「性能を重視する」と回答した方

  • 価格を重視しすぎると強度が弱くなりそう(30代・女性)
  • 性能は後から足せないから(40代・女性)
  • お金はかかっても住みやすい家がいい(40代・男性)
  • 安物買いで後悔しそうだから(40代・女性)
  • 価格を重視しても、住みにくい家では後々困るから(50代・女性)

「価格を重視する」と回答した方

  • 物価高なので価格は確認した方がいいから(40代・女性)
  • 求めるものを妥協しないと金額を払えないから(40代・女性)
  • 日本の建築会社はある程度の品質は確保してくれるから(50代・男性)
  • 高いと建てられない。ある程度妥協は必要だと思うから(50代・女性)
  • 予算オーバーではその後の生活を幸せに送れない(60代・男性)

性能重視派からは「住宅性能は後から簡単に変えられない」「住みにくい家では長い目で見て損をする」といった長期的な視点の声が目立ちます。

一方、価格重視派からは「物価高の今、予算管理は必須」「そもそも建てられなければ意味がない」といった現実的な意見が寄せられました。

どちらの意見にも説得力があり、注文住宅における判断の難しさが伝わってきます。

まとめ

今回の調査では、注文住宅の性能として最も重視されるのは「耐震性」であることが明らかになりました。日本で暮らす以上、地震への備えは避けて通れないテーマです。

また、高性能住宅に対しては「価格が高い」というイメージが根強い一方で、快適さや安心感への期待も大きいことがわかりました。「性能」と「価格」の重視度はほぼ半々に分かれ、多くの方が両者のあいだで揺れている実態も浮き彫りになっています。

株式会社クラヴィスでは、「機能性」「快適性」「耐震性」の3つをバランスよく取り入れた家づくりを大切にしています。安心・安全な機能はもちろん、設計士とともに作り上げた心地よいデザインと、納得のいくコスト・クオリティを提供しています。

引用元が「株式会社NEXERと株式会社クラヴィスによる調査」